学生フォーミュラ日本大会2024において本学チーム “Grandelfino”が総合優勝し、大会3連覇を果たしました

 令和6年9月9日(月)~9月14日(土)、愛知県のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)において、「学生フォーミュラ日本大会2024」(75チーム参加)が開催され、本学学生フォーミュラ参戦プロジェクトチーム “Grandelfino(グランデルフィーノ)”が総合優勝しました。本学チームは一昨年?昨年に続き3連覇を果たし、2012年?2016年?2017年の優勝と合わせて今回で過去最多6回目の総合優勝となりました。
 本大会は、公益社団法人自動車技術会が主催するもので、学生の自主的なものづくりの総合能力を養成し、将来の自動車産業を担う人材を育てるための公益活動として、2003年にスタートしました。競技は、静的審査(コスト、デザイン、プレゼンテーション)?動的審査(走行競技、燃費等)で構成され、学生が自ら構想?設計?製作した車両により、ものづくりの総合力が競われます。
 本学チームは、動的審査5種目中「オートクロス賞」で1位、「耐久走行賞」で3位を獲得し、トータルの成績で2位に100点あまりの差をつけて総合優勝となりました。
 
【チームリーダーのコメント】
 昨年までの2連覇からリーダーを引き継ぎ、大きなプレッシャーがありましたが、周りの皆様に支えられてここまで来ることができました。今回も総合優勝することができ、よい結果を残すことができました。
 先輩方の代で優勝した時ももちろん嬉しかったのですが、自分たちの代で今回優勝できたのはまた違う感動がありました。後輩たちには、ぜひ来年も頑張ってほしいと思います。
 最後になりましたが、ここまで支えてくださった歴代の先輩方やスポンサーの皆様をはじめ、全ての方々に改めて心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

【Grandelfinoの大会成績】
総合成績 1位

    総合表彰

  • 総合優秀賞1位(総合得点が上位の3チーム)
  • 経済産業大臣賞(全ての審査に参加し、総合得点が最も高いチーム)
  • 愛知県知事賞(動的審査の得点が最も高いチーム)
  • 日本自動車工業会会長賞(全ての静的?動的審査に参加し、完遂?完走しているチーム(ペナルティーが無いこと))
  • 日本自動車部品工業会会長賞(エンデュランス完走チームのうち、コスト審査、プレゼン審査、軽量化の評価ポイントの最も高いチーム)
    種目別表彰

  • オートクロス賞1位(オートクロス審査の得点が高いチーム)
  • 耐久走行賞3位(エンデュランス(耐久走行)審査の得点が高いチーム)
    特別表彰

  • 静岡県ものづくり賞(静的審査、耐久走行を除く動的審査、騒音、消費効率、安全、軽量化努力の評価が高いチーム)※昨年度までの開催会場があった静岡県より
  • ベストコンポジット賞1位(軽量化、強度/剛性、見栄え等の観点でレーシングカーとして最も高完成度なコンポジットパーツを実現したチーム)
  • エルゴノミクス賞3位(レーシングカーとしてのドライビングポジション、ペダルやハンドルの操作性、メーターの視認性など人間工学的に優れたデザインを実現したチーム)
  • 当日の様子1

    Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)に
    設けられたサーキット

  • 当日の様子2

    ホール内に設けられたチームピット

  • 当日の様子3

    最終走行に向けてマシンの最終調整

  • 当日の様子4

    最終競技で快調に走るマシン

  • 当日の様子5

    競技を見守るチームメンバー

  • 当日の様子6

    完走を記念して

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